雪塩ミュージアム(製塩所)
宮古島の北部、平良は狩俣にある『雪塩ミュージアム』
宮古島はサンゴ礁が隆起してできあがった『琉球石灰岩』と言われる岩石からできています。
この琉球石灰岩は穴がたくさんあるのが特徴☆この穴を通り抜けた海水はごみや砂などが自然に取り除かれ、美しくなって宮古島の海域に流れます。
「雪塩」は、こうした天然のろ過装置である琉球石灰岩を利用して、採取されています。
琉球石灰岩を通った海水はただ美しくなるだけでなく、石灰岩中に含まれるミネラルやカルシウムなどさまざまな成分も溶け込んでいます。そんな栄養豊富な海水をくみ上げ、濃縮。ぎゅっと栄養のつまったそれを熱した鉄板に吹き付け、一瞬のうちに蒸発させます。そうして水分が蒸発すると残された塩分はさらさら、雪のように降り注ぎ製品となります。
なんだかロマンチックな名前「雪塩」は、その製造過程が由来となっていたんですね☆
『雪塩ミュージアム』ではこうした製塩過程から製品、その使用法にいたるまで広くガイドをうけることができます☆
またミュージアム内には付設の売店があり、雪塩を使用した食品やミュージアム限定商品の販売も♡
なかでも「雪塩ソフトクリーム」は一押しのようです。食べてみたいですね♪
アクセスは狩俣バス停から徒歩で15分、もしくは平良港から車(一般道)で20分で到着できます。
駐車場は5台分のスペースが用意されていますよ☆
4~9月は9:00~18:30、 10月~3月は9:00~17:00まで営業しています。
定休日はありませんが、工場が稼働していない日もあるので要確認ですね。
清廉な海水によって育まれる壮大なマングローブ林にも注目☆
琉球石灰岩からできた宮古島周辺の海水は、淡水と海水が混ざりあって汽水域をつくりだしています。
マングローブはそうした汽水域に育つ植物ですが、雪塩ミュージアムのある狩俣から島尻にかけたおよそ1㎞の入り江沿いに群生、大きなマングローブ林を形成しています!
宮古島に分布するすべてのマングローブが観察でき、多種のマングローブが生い茂る様は圧巻の一言♡
多くの野鳥も観察され、マングローブと野鳥観察をかねたカヤックツアーも有名です。宮古島にお越しの際は、一度足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
スポット詳細
- スポット名
- 雪塩ミュージアム(製塩所)
- 住所
- 宮古島市平良字狩俣191
- 電話番号
- 0980-72-5667
- 料金
- 【ガイド料金】 無料
- 駐車場
- あり